【容器】 容器は土瓶がいちばん、なければアルミやアルマイト製でもいいのですが 火加減は土瓶より弱めにして下さい。鉄製は薬の成分が鉄と反応して その効果が減じられるので避けて下さい。 漢方薬煎じ器具を用いる場合は、その説明書に従って下さい。 【煎じ方】 漢方薬は一日分ずつ煎じるのが基本です。 約700ミリリットルの水に、一日分の薬を入れて強火にかけ、 沸騰したら弱火にして40〜50分間、煎じ詰めます。 そして熱いうちにティーバッグごと薬を取り出します、ティーバッグに 入っていないものは茶漉しやガーゼでカスを濾します。 【飲み方】 できた煎じ液を三回に分けて服用します。最初のものは暖かいのでいい のですが、二回目、三回目の際は少し暖めて飲んで下さい。 三回とも空腹時つまり食前または食間に服用するのが効果的ですが、 飲み忘れた場合には時を問いませんので、気がついた時に飲んで下さい。 生薬から成る漢方薬は胃腸の環境が安定し、吸収のよい空腹時に飲む のが効果的なのです。 ただし、嘔吐や喀血のあるときは、冷たいものを少しずつ飲むようにして 下さい。 漢方・薬草へ戻る トップページへ |